札幌や旭川で今年の初真夏日 例年より2週間ほど早く 7月にかけても厳しい暑さに
例年より早い初真夏日 6月としては記録的な高温も
その後も更に気温が上がり、昼過ぎには札幌で30.3℃、旭川で30.5℃など、今年初めての真夏日となった所もありました。その年初めての真夏日となる日は、直近30年平均でみると札幌が7月1日頃、旭川が7月5日頃で、昨年はともに6月29日の観測でした。昨年と比べると10日早く、例年と比べると約2週間ほど早い時期での初真夏日となっています。
また、岩見沢では31.0℃まで上がり、1947年からの統計史上、6月としては5番目に高い気温となるなど、この時季としては記録的な高温となった地点もありました。
この先も高温続く 週末は雨で蒸し暑く
また、週末の雨は日本海側を中心に降り方が強まる恐れがあり、前線の活動の程度によっては警報級の大雨となる可能性もあります。最新の気象情報を確認し、暑さだけでなく雨への対策も行うようにして下さい。
7月にかけても暑さ続く 今年も猛暑日か
近年、北海道でも猛暑日(最高気温35℃以上)を観測する年が多く、直近10年のうち8年で、道内で最高気温35℃以上の地点が現れています。昨年2024年の初猛暑日は7月21日と7月下旬になりましたが、2023年は7月9日、2021年は7月16日にそれぞれ道内で初の猛暑日を記録しており、今年も7月中頃には猛暑日となる地点があるかもしれません。(2022年は道内で猛暑日なし)
引き続き、万全の暑さ対策を心がけ、体調を崩さないようお過ごし下さい。